長野県直営 共創型ふるさと納税受付サイト「ガチなが」

これまでの寄付総額
205,540,4952025.07.01現在
※本サイトでは、返礼品は原則として提供していません

ふるさと信州寄付金事業

特定施策

長野県の山岳を安全に!~信州の山岳遭難防止対策プロジェクト~

ー長野県の山の素晴らしい景観とそれを支える人々

長野県は3,000m級の山の数(全国1位)、日本百名山の数(全国1位)などを有する山岳県であり、その多くは5つの国立公園・4つの国定公園(全国2位)に位置しています。

長野県の山岳は日本が世界に誇る魅力の一つであり、四季を通して多くの登山者が訪れ、日常では味わうことのできない感動に出会い、また幾度となく訪れていただいております。

私たちが山岳の素晴らしい自然、景観、風土、文化を楽しむことができるのは、山小屋の存在と官民協働の遭難防止対策・救助の活動により山の安全が守られているためです。

山にかかわるすべての方々が望む光景がそこにあります!
長野県としても心より皆様のお越しを歓迎しております!

一方で、少なからず登山中に命を落とす方もいらっしゃいます。
令和6年の山岳遭難の件数は321件と過去最多となり、令和7年はその前年を上回る件数で推移しています。

出展:長野県警察本部山岳安全対策課「令和6年中 山岳遭難統計」

山岳遭難防止対策の「歩み」と「厳しい現状」

北アルプス南部山岳遭難防止常駐隊員の皆様(涸沢)

長野県の山岳遭難防止・救助活動は、長野県、県警察、関係市町村などの行政だけでなく、山案内人や山小屋等と連携し、官民協働で推進してきた歴史があります。信州の山の安全を守るため、昭和38年(1963年)には長野県山岳遭難防止対策協会を設立し、60年間以上にわたり山岳遭難防止・救助活動を担ってきました。

御嶽山火山災害を経た平成28年(2016年)には、長野県登山安全条例を制定し、行政、登山者、事業者等の責務を定めるとともに、指定登山道通行時の登山計画書の提出が義務化されました。

北アルプスは登山者にとって憧れの山域ですが、県内で山岳遭難が最も多く発生する山域でもあります。
そこで長野県山岳遭難防止対策協会では、槍ヶ岳・穂高山脈に代表される北アルプス南部地域、白馬岳から槍ヶ岳まで広範囲にわたる北アルプス北部地域において、同協会長(県知事)の委嘱を受けた民間人で構成する山岳遭難防止常駐隊を配置し、山岳遭難防止対策の強化及び救助の迅速化を進めています。

しかし、県財政が厳しい状況の中、常駐隊の処遇改善もできず、なり手が少なくなってきている状況です。

信州の山を取り巻く「むかし」と「今」

コロナ禍を経てアウトドア人気が高まるとともに、SNSなどの普及により、登山者の傾向も変わってきています。
例えば、かつては、山岳会に所属したり、職場の仲間で登山をしていく中で、必要な技術やマナーなどを学びながら徐々にレベルの高い山に挑戦する。または学校登山や、高校・大学の登山部など山について学ぶ機会もありました。
それが現在では、動画サイトを見て、必要な技術や装備を身に付けずに気軽に行ってしまい遭難する、SNSで知り合った仲間で事前の調整もなく当日集合して登るなど無計画な登山も見られます。

多くの人が山の魅力に触れ、登山に関する情報を手軽に入手できるようになり、登山の敷居が低くなっているように見えますが、山の厳しさ、危険は今も昔も全く変わっていません。
そのため、長野県では登山の魅力だけでなく、その危険性やリスクについても正しく伝えていかなければならないと考えています。様々な媒体を活用して情報発信を強化していくことも重要な取り組みですが、登山口や現地で直接、登山者に声をかけ安全登山へと導く「登山相談活動」や「山岳パトロール」の重要性がますます高くなっています。無事に家に帰ってこそ、登山が楽しい思い出になるのです。

遭難防止パトロール・救助活動の様子

令和7年度は、寄付をしていただいた方に「安全登山啓発山カード(限定オリジナル)」を差し上げます。 皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

いただいた寄付はこう使います!

いただいた寄付は、山岳遭難防止常駐隊への支援など、登山者の皆様が安全に登山できるための活動に充てさせていただきます。
 
・山岳遭難防止のための啓発活動(看板設置、SNSでの情報発信)
・長野県山岳遭難防止常駐隊や各地区遭対協による山岳パトロールの拡充や装備品の充実など
 

〈山カードとは〉

信州の山を安全に楽しんでいただきたいという思いを込めて、令和7年度から「安全登山啓発山カード」(限定オリジナル)をお送りします。

信州の山の魅力をカードでも実感いただくとともに登山の際には、ご注意いただきたい情報を掲載していますのでご確認のうえ登山をお楽しみください。

【オリジナル限定啓発物品(限定山カード)】

  • 山カード(イメージ)

 

 

―山に忘れてきていけないものは「ゴミ」と「命」-

漫画「岳」の主人公島崎三歩の言葉です。皆様に安全・安心に長野県の山岳を楽しんでいただけるよう、担当としても最善を尽くしたいと考えていますので、皆様のご支援どうぞよろしくお願いいたします。

最後に、山岳遭難防止常駐隊からもメッセージをいただいておりますので、以下に掲載させていただきます。
山小屋や常駐隊への励ましのお言葉も是非お願いします!(ページ下部の「コメント」欄より投稿をお願いします。)

「登山者として、ガイドとして、救助するものとして、山を想うと、美しさと厳しさを合わせ持つ素晴らしい場所だと感じます。環境も命も、皆で支え守りたいと願っています。」 (大町登山案内人組合・北ア北部遭対救助隊大町班 矢口 拓)

「常駐隊員は山に来られた皆さんが楽しい思い出とともに無事に家路につくことを全力で応援します!山で会いましょう。」 (北アルプス南部常駐隊長 加島 博文)

これぞ長野の魅力!~信州の山々をご覧ください!~

  • 涸沢のテント場
  • 槍ヶ岳と南鎌尾根・東鎌尾根
  • 槍ヶ岳を望む表銀座
  • 烏帽子岳と池塘群「四十八池」
  • 槍ヶ岳から望む景色
  • 水晶岳を望む裏銀座の朝
  • チングルマの綿毛が広がる野口五郎岳
  • 白馬大雪渓を登る登山者
  • 常念小屋から穂高連峰を望む
  • 五竜山荘から望む五竜岳
  • 唐松頂上山荘から望む唐松岳
  • 表銀座から望む槍・穂高連峰
  • 北穂高小屋
  • 大天荘と大天井岳
  • 種池山荘と爺ヶ岳

 

 

山小屋の支援と山岳遭難の未然防止・迅速な救助活動のため、以下のような取組を行ってきました。

・クラウドファンディング型ふるさと納税を活用し、山小屋へ支援金を配分。
・インターネット、セミナーなど情報発信による安全登山の事前啓発。
・山を学ぶ教育研究機関である長野県山岳総合センターによる安全登山講座。
・登山者指導、山岳パトロールや遭難事故発生時の救助活動等の実施。
・山小屋等の登山道整備に対する補助金の交付。

 

長野県では、コロナ禍において令和2年度~6年度まで5か年にわたり、山小屋に緊急的に支援金を給付するとともに、「信州の山小屋応援プロジェクト」としてクラウドファンディング型ふるさと納税を実施してきました。
ご支援をいただきました方にあらためて心から感謝申し上げます。

 

山小屋の公益的な活動の一部

  • 登山道の除雪
  • 遭難者の救助活動
  • 登山道に横たわる倒木の処理

インターネット

このページにある「ふるさと納税で支援する」ボタンをクリックしてください。
その際、必ず「寄付数」と「金額」の入力・選択をお願いします。
クリックすると決済サイトに移動します。
フォームに必要事項を入力して手続きを行ってください。

寄付の方法

書面(郵送・FAX)

「寄付申出書」をダウンロードしていただき、電子メール、郵送、またはファックスのいずれかの方法によりご提出ください。

電子メールの場合

furusato-kifu@pref.nagano.lg.jp

郵送の場合

〒380-8570
長野県長野市大字南長野字幅下692-2
長野県総務部税務課 あて
※長野県庁専用郵便番号のため、郵便番号を記載していただければ住所の記載は不要です。

FAXの場合

FAX番号:026-235-7497

事業概要

事業名長野県の山岳を安全に!~信州の山岳遭難防止対策プロジェクト~
担当

長野県 観光スポーツ部 山岳高原観光課
TEL 026-235-7254 / FAX 026-235-7257
mt-tourism@pref.nagano.lg.jp

このプロジェクトは、長野県直営ふるさと納税共創サイト「ガチなが」でふるさと納税による支援を受け付けています。

https://www.gachi-naga.jp/projects/4235/

コメント

このプロジェクトでは、皆さんからのご意見・ご感想を受け付けています。
よりよい事業とするためのガチなコメント、お待ちしています!

  • コメントは管理者の承認を経て公開となり、必ず公開されるとは限りません。予めご了承ください。
申し込む
注目する
0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る
  • 終了まで274日

支援する場合は、寄付数(口数)を入力し、金額を選択してから「ふるさと納税で支援する」ボタンをクリックしてください。

  • 初めての方は必ず「寄付する際の注意事項」のご確認をお願いします。
  • このプロジェクトへの支援(ふるさと納税)に対する返礼品はありません。

The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.